酉年ももうすぐ終わりですが、お世話になりました鳥肉のご紹介です。
きれいな赤身ですが何の肉か分かりますか?
正解はこちらです。
そう、ダチョウです。
今年の復興イベントからお料理させていただいております熊本県産のダチョウです。
立派な胴体ですが業者さんがおっしゃるにはほとんどがモモ肉らしいです(汗)
手羽先も体のわりには小さいらしいです。せせり肉やボンジリ、内臓系は譲ってもらえませんでした。
首が長いのは見た目でわかりますが顔の大きさや脳の大きさはどうでしょうか?
なんという事でしょう・・ダチョウさんはほとんどモモ肉で生きているという事でした・・つまり走るしかない!!
理屈からすると馬と同様、捕食者から身を守るため、エサを求めるため広い大地を走るしかなかったのです。
鳥が生きるために走り出したという着地点、素晴らしいです。 まさに鳥類の陸王(TBSドラマ)です。
脳が馬より小さい分、何かとご苦労なされたのだと思いますが進化や適応力は大変勉強になります。
ダチョウの赤身肉は、食物連鎖の頂点、人間が食べてから資源へと変わり流通するようになり、その味わいはとてもヘルシーで栄養価の高いお肉として評価されております。
酉年が終わりましても、今後とも料理していこうと思いますので宜しくお願いいたします。